【5月2日 AFP】スリランカのローマ・カトリック教会は、新たな爆弾攻撃の懸念があるとして、5日に予定していた日曜礼拝の再開を取りやめると発表した。

 コロンボ(Colombo)大司教であるマルコム・ランジス(Malcolm Ranjith)枢機卿の広報担当者は2日、教会に対する「2件の攻撃の可能性について具体的な情報」を受け取ったとし、5日のミサの中止が決まったと述べた。

 この広報担当者はAFPに対し、「治安当局の勧告に基づき、どの教会でも日曜礼拝を行わないことに決めた」と話した。

 同国のローマ・カトリック教会は、キリスト教の祝日イースター(Easter、復活祭)に発生し、257人が死亡した連続爆発事件以来初となる礼拝の再開を予定していた。(c)AFP