【4月30日 AFP】(写真追加)天皇陛下は30日、皇太子さまに皇位を継承する儀式「退位礼正殿の儀」に臨まれた。天皇の退位はおよそ200年ぶり。

 皇居・宮殿の「松の間」で執り行われた儀式では、皇位の証しとされるいわゆる「三種の神器」のうち、剣と勾玉(まがたま)が安置された。

  陛下は最後のお言葉で、30年間の天皇としての務めについて「国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした」と振り返られ、「象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します」と述べられた。(c)AFP