【5月1日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は30日、準決勝第1戦が行われ、ホームのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はアヤックス(Ajax)に0-1で敗れた。

 前半、本拠地で劣勢を強いられたトッテナムは、ドニー・ファン・デ・ビーク(Donny van de Beek)のゴールで15分に先制を許した。

 後半に入るとトッテナムのパフォーマンスはわずかに改善されたが、より組織的にプレーしていたのはやはりアヤックスで、終盤にはダビド・ネレス(David Neres)のシュートがポストをたたくなど、2点目に近づく場面もあった。

 この日、輝きを放てなかった一人であるトッテナムの司令塔クリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)は、チームの出来はベストの状態から遠いものだったと認めた。

 エリクセンは英BTスポーツ(BT Sport)に対し、「きょうの僕らは標準以下だったし、ベストのプレーがまったくできなかった。最初の20分はただボールを目で追っていた。次の試合ではしっかりと改善しなければならない」とコメントした。

「僕らが彼らを良い状態にしてしまった。相手は良いチームだが、僕らが手を貸してしまった。自分たちのミスだ」「前半のプレーはチームとして不本意だった。戦えていないのは全員が分かっていた。負けはしたが、後半は良くなった」

 トッテナムにとっては、チーム得点王で負傷中のハリー・ケイン(Harry Kane)と、出場停止中の孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)の不在も響いたが、エリクセンはそれを言い訳にするべきではないと主張している。

「けがをした選手のことを話し続けていてはいけない。準決勝になれば、誰がプレーするかは関係ない。ステップアップしないと」「序盤もシステムが問題ではなかった。戦術の変更によってプレスのかけ方が変わり、よりダイレクトにプレーできるようになった。それでも、本来の状態からは程遠かった」

 欧州カップ戦の準決勝において、ホームでの第1戦を落としながらも逆転で決勝進出を決めたのは17チーム中1チームしかおらず、そのクラブは皮肉なことに1995-96シーズンのアヤックスだ。

 決勝ゴールを挙げたファン・デ・ビークは、チームは完全には勝負を決めきれなかったとし、第1戦での結果に浮かれていてはならないと警戒した。

 ファン・デ・ビークは同局に対し、「最初の30分は非常に良いパフォーマンスを見せられた。その後、トッテナムが戦術面を変更してきて、思ったようにプレーができなくなった。1-0はまずまずの結果だし、来週は試合を終わらせたい」と語った。

「最初は良かったけれど、その後は力を出し切れなかった」「第2戦に向け、しっかりと作戦を立てなければならない。冷静を維持しないといけない。もっと良いプレーが見せられる」 (c)AFP