【4月28日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは27日、第36節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は0-1でウェストハム(West Ham)に敗戦。チームを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は試合後、選手は疲れがたまって苦しんでいると話した。

 スパーズ(Spurs、トッテナムの愛称)は新スタジアムを使うようになってから4戦全勝を収めていたが、この日は後半にミカイル・アントニオ(Michail Antonio)に決勝点を許し、本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアム(Tottenham Hotspur Stadium)で初黒星を喫した。

 3位のトッテナムは、これで直近のリーグ戦3試合で2敗目を喫し、トップ4フィニッシュへ向けて打撃を受けた。4位のチェルシー(Chelsea)には3ポイント差、5位のアーセナル(Arsenal)には4ポイント差をつけているが、どちらのチームも28日に試合を控えている。

 また、30日に控えるアヤックス(Ajax)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)準決勝へ向けた足慣らしとしても、フラストレーションのたまる内容となった。

 ポチェッティーノ監督はチームの過密スケジュールを敗因に挙げ、「この状況を度外視することはできない。相手はフレッシュな状態で準備万端だったが、自分たちは真逆だった」と語った。

「われわれは疲労困憊(こんぱい)だった。ダービーだったし、タフな試合になるのは分かっていたが、前に進まないといけない」「うまくボールを保持できなかったし、後半は相手にスペースを与えすぎてしまい、カウンターアタックを許した」

 また指揮官は、来季のチャンピオンズリーグの出場権獲得へダメージを受けたとしながらも、「これは闘いだ。残り2試合の争い。これについては、前から分かっていたことだ」と付け加えた。(c)AFP/Steven GRIFFITHS