【4月26日 AFP】英国の覆面ストリートアーティスト、バンクシー(Banksy)が描いたとおぼしい作品が25日、東京都庁で一般公開された。都内の新交通ゆりかもめの「日の出駅」近くで昨年12月に見つかった作品で、保護ガラスで覆われての展示となった。

 作品を展示するに当たり、小池百合子(Yuriko Koike)都知事は、都にコンタクトを取るようバンクシーに呼びかけた。都庁には「傘を差したネズミ」の絵を一目見ようと、多くの都民や観光客、芸術愛好家らが集まった。

 都は昨年12月に地元住民からの連絡を受け、初めてバンクシーの作品である可能性に気づいたという。一般公開は5月8日まで。映像は25日撮影。(c)AFP