【4月26日 Xinhua News】中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は25日、北京の人民大会堂でフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領と会見した。

 習近平氏は次のように指摘した。この3年間、中国・フィリピン関係は回復、強固、向上という「三部作」を完成し、新たな発展段階に入った。実践が証明するように、両国が善隣友好を堅持することは歴史の流れに順応し、人民の期待に合致する唯一の正しい選択である。私はドゥテルテ大統領と共に、引き続き戦略的高度と長期的角度から両国関係の正しい方向性をしっかりと捉えていきたい。中国はフィリピンと共に発展戦略の結び付きを深化させ、「一帯一路」共同建設の枠組みの下で協力の注目点を打ち立て、両国および地域各国の相互接続と発展を深化させたい。双方は約束を守り、パートナーシップ精神を発揚し、南中国海の平和と安定を守り、海上協力を強化しなければならない。

 ドゥテルテ氏は平和と発展のために訪中したと表明し、次のように述べた。私は習近平主席と共に、干渉を排除し、信念を固め、友好協力が終始、両国関係の主流になるようにしていきたい。フィリピンは「一帯一路」共同建設について確信を持っており、「一帯一路」協力がもたらすチャンスをしっかりと活用し、国家の発展目標を実現させたい。フィリピンは海上問題を適切に処理し、両国関係の発展に影響を与えないようにしたい。(c)Xinhua News/AFPBB News