【4月25日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは24日、第31節の延期分の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は敵地でウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に1-3で敗れた。

 困惑の黒星を喫したアーセナルのウナイ・エメリ(Unai Emery)監督は、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)の出場権獲得を諦めることはないと明かした。

 ルベン・ネヴェス(Ruben Neves)、マット・ドハティ(Matt Doherty)、ジオゴ・ジョタ(Diogo Jota)にゴールを許したアーセナルは、これでリーグ戦の直近4試合で3敗目。今季はあと3試合しか残っておらず、トップ4入りの望みは厳しいものとなった。

 エメリ監督は、前半に3ゴールを許して逆転が厳しい状況に置かれ、チームはウルブスに力負けしたと認めた。

 終盤にはソクラティス・パパスタソプーロス(Sokratis Papastathopoulos)がヘディングで1点を返したものの、本当の意味でウルブスを脅かすまでには至らなかった。

 痛恨の一敗を喫したにもかかわらず、エメリ監督はプレミアリーグでの4位以内か、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)での優勝によって手にすることができるチャンピオンズリーグの出場権を目指して今後も努力し続けると述べた。

 敵地で勝ち点を落としたアーセナルは、4位のチェルシー(Chelsea)に1ポイント離されている。

 チームに立腹したかを問われたエメリ監督は「私が批判的なのは、いつも自分自身に対してだ。望んでいたようなゲームプランで試合を進めることができなかったから、自分に腹が立つ。選手に対してではない」と答えた。

「怒りの矛先が向くのは、まずは自分に対して。それからの私のスタイルとしては、先を見据えて解決策を見つけることになる。悪かった選手が誰かを探すことではない」

「まずは解決策を考えている。私にとっての解決策は、28日に予定されているレスター・シティ(Leicester City)とのアウェーゲームでの可能性を考慮に入れること。この一戦で最高のパフォーマンスを見せ、勝ち点3を挙げるという最高の可能性を手にしたい」 (c)AFP/Steve MADELEY