【4月23日 AFP】ボリビアの事実上の首都ラパス北部で21日夜、バス1台が200メートル崖下に転落する事故があり、25人が死亡した。当局が22日、明らかにした。

 ユーリ・カルデロン(Yuri Calderon)警察署長によると、バスはトラックを追い越そうとして別のトラックと正面衝突した後、制御不能となり、200メートル崖下に転落した。

 同署長は当初、死者数を17人としていたが、道路パトロール当局はその後同国の通信社フィデス(Fides)に対し、死者数が25人と明らかにした。

 同パトロール当局によると、遺体の収容を進める中で25人の死亡が確認され、24人が負傷した。負傷者は複数の病院に搬送されたという。

 アルゼンチンを訪問中のボリビアのエボ・モラレス(Evo Morales)大統領はツイッター(Twitter)への投稿で、遺族に哀悼の意を表すとともにバスの運転手らに一層の注意を呼び掛けた。(c)AFP