【4月22日 AFP】(更新)教会や高級ホテルを狙った連続爆発事件が起きたスリランカで、最大都市コロンボの空港付近でも21日夜に即席のパイプ爆弾が見つかり、空軍が処理していたことが分かった。警察筋と空軍報道官が22日、AFPに明かした。

 警察筋によると、見つかったのは手製のパイプ爆弾で、コロンボ空港の主要ターミナルに通じる道路沿いに設置されていた。ターミナルは、21日に8件の爆発事件が相次いで発生した後も、厳戒警備の中で営業を続けていた。

 空軍報道官は、6フィート(約1.8メートル)ほどの粗雑なパイプ爆弾が道路沿いで見つかり、空軍の施設に運んで安全に処理したと述べた。またパイプ爆弾は地元で作られたものとの見方を示した。

 空の便に乱れがでており、スリランカ航空(Sri Lankan Airlines)は出発便の乗客に、保安検査が厳しいため少なくとも出発時間の4時間前にチェックインカウンターに来るよう呼び掛けている。(c)AFP