【4月22日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は21日、第30節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は4-0でSCフライブルク(SC Freiburg)を下し、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に追随した。

 ドルトムントの主将マルコ・ロイス(Marco Reus)は、後半にフライブルクのヤニク・ハベラー(Janik Haberer)の厳しい当たりで膝を打ち、痛みを抱えながらも1得点2アシストの活躍でチームを勝利に導いた。ドルトムントはこの白星でバイエルンとの勝ち点1差を守った。

 前々節はバイエルンに大敗し、前節のマインツ05(Mainz 05)戦は苦しみながら勝利したドルトムントのロイスは、チームのパフォーマンスは最高の状態に戻り、タイトルを争う準備が整っていることを示したと語った。

 ロイスはスカイ・ドイツ(Sky Germany)に対し「ここ数週間は自分たちの求めていたようにはいかなかった。それでも、難しい状況の中で団結することが大事だった」と語った。

「まだチャンピオンになれると信じているし、最後の最後までバイエルンにプレッシャーをかけ続けていきたい」

 ドルトムントは12分ラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)とロイスのコンビネーションから最後はジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)が軽く合わせて先制すると、53分には負傷から復帰したゲレイロのお膳立てからロイスが追加点を決めた。

 その後フライブルクにいくつかチャンスを握られるも、79分にカウンターアタックを仕掛けるとロイスのパスをマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)が蹴り込み3-0とすると、終了間際には相手選手のハンドで得たPKからパコ・アルカセル(Francisco 'Paco' Alcacer Garcia)がネットを揺らした。

 次節、ドルトムントは27日にシャルケ04(Schalke04)とのダービーに臨み、バイエルンはその翌日ニュルンベルク(1. FC Nuremberg)の敵地に乗り込む。(c)AFP