【5月2日 Xinhua News】中国貴州省(Guizhou)畢節(Bijie)市七星関区団結郷青林村では、断崖絶壁に沿って人工的に掘られた溝が周辺の集落を潤している。

 同村は山間部に位置し、水の確保が難しかったため、1960年代に村人50人余りが村へ水を引く溝を自ら掘り始め、5年以上かけて、絶壁に沿って掘られた4キロに及ぶ用水路「法郎渠(ほうろうきょ)」を完成させた。こうして、かつての荒山は緑の畑に変わり、近年同村が力を入れ始めた果樹栽培も成果を上げ、法郎渠は同地の人々に富をもたらす「幸福渠」となった。(c)Xinhua News/AFPBB News