【4月20日 AFP】不正防止機関「テニス・インテグリティ・ユニット(TIU)」は19日、ブラジルの男子選手ジョアン・ソウザ(Joao Souza)に規則違反があったとして、2度目の暫定資格停止処分が科されたと発表した。

 TIUはコメント文を発表し、「今回の処分は、テニス腐敗防止規則(Tennis Anti-Corruption Program)に抵触した疑惑について、TIUの調査に関連するものである」と述べた。

 世界ランキングの自己ベストは69位で、現在は422位に後退しているソウザは当初、先月29日に処分を科されていたが、異議申し立てが認められて今月8日に資格が回復していた。

「TIUから提出された追加証拠を確認した結果、暫定資格停止処分を再度科すことになった」「これ以上の異議申し立てについては認められない。反腐敗防止の独立審査官であるリチャード・マクラーレン(Richard McLaren)氏からさらなる指示があるまで、4月17日付で適用となった今回の処分は継続される」 (c)AFP