【4月19日 AFP】昨年長野県で、リンゴ1個とほぼ同じ重さの258グラムという、男児としては世界最小で生まれた赤ちゃんが、今週末にも退院する見通しとなった。担当医が19日、発表した。

 関野竜佑(Ryusuke Sekiya)ちゃんは昨年10月1日、長野県立こども病院(Nagano Children's Hospital)で、母親の俊子(Toshiko Sekiya)さんが高血圧症で入院したことを受けて、妊娠24週5日で帝王切開で生まれた。

 出生時の身長は22センチ、体重は258グラムで、同じく日本で昨年生まれ、世界最小とされていた268グラムの男児の記録を更新した。なおこの男児も、2月に東京の病院を退院したという。

 新生児集中治療室で7か月近くを過ごした竜佑ちゃんの現在の体重は、出生時の13倍の3キロ超にまで増えている。(c)AFP