【4月29日 CNS】中国が高齢化社会に突入した1999年から2018年の19年間で、高齢者人口は1億1800万人増加し、現在は世界で唯一、高齢者人口が2億人を超える国となった。中国老齢協会が発表した「需要側の視点から見た高齢者の消費と需要の意向に関する研究報告」で明らかになった。

 同報告によると、2018年年末時点の60歳以上の高齢者人口は、総人口の17.9%を占める2億4900万人に達した。また、17年には新たに高齢者になった人の数が初めて1000万人を超えた。

 高齢者人口の増加や平均寿命の延び、生活の質の向上などに伴い、中国の高齢者産業の発展には巨大な市場潜在力と成長の余地があると見られている。(c)CNS/JCM/AFPBB News