【4月19日 AFP】交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)は18日、同社傘下の写真共有アプリ「インスタグラム(Instagram)」の利用者のパスワードが暗号化されずに社内サーバーに保管されていた問題で、当初数万人としていた該当ユーザー数について、新たに発見されたログから数百万人と推定されると発表した。

 フェイスブックは、「読み込み可能な形で保管されていたインスタグラムのパスワードのログをさらに発見した」と明らかにし、「この問題で影響を受けるユーザーは数百万人と推定している」とした。

 また、「これまでしてきたように、今後こうしたユーザーには通知を行っていく。調査の結果、保管されていたパスワードが内部で悪用されたり、不正にアクセスされたりしたこともなかったと判明している」と強調した。

 フェイスブックは先月、利用者数億人分のパスワードが暗号化されずに保存されていたと発表。インスタグラムの利用者数万人も影響を受けると明らかにしていた。(c)AFP