【4月18日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2019)は17日、シングルス2回戦が行われ、大会第5シードの錦織圭(Kei Nishikori)は5-7、4-6で世界ランク49位のピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert、フランス)に敗れ、大会から姿を消した。

 錦織は試合を通してウイナーの数が14にとどまったのに対し、25本のアンフォーストエラーをたたき、今季のクレーコート初戦を落とした。昨年大会では決勝まで勝ち進んでいたため、大量のランキングポイントを失うことになる。

 全仏オープンテニス(French Open 2019)へ向けた前哨戦として、次週は2度の優勝経験を誇るバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2019)に出場して復調を図る。

 一方、2月に行われたABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2019)でフルセット負けを喫した雪辱を果たしたエルベールは「やっとケイを倒せて本当にうれしい」「自分のディフェンスには自信があった」「初戦の後から良い感触で試合に臨めた」と話した。

 1回戦でフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)を下していたエルベールは次戦、マートン・フチョビッチ(Marton Fucsovics、ハンガリー)に7-6(7-3)、6-3で勝利したキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)と対戦する。(c)AFP