【4月17日 AFP】ボクシング、元世界ミドル級王者のゲンナディ・ゴロフキン(Gennady Golovkin、カザフスタン)が、6月に米ニューヨークで復帰戦に臨むことが決まった。主催者が16日に明かした。

 ゴロフキンは、6月8日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)でスティーブ・ロールズ(Steve Rolls、カナダ)と対戦する。ゴロフキンは「リング復帰と、マディソン・スクエア・ガーデンでのビッグ・ドラマ・ショーの再開が非常に楽しみだ」「ガーデンのファンは素晴らしい」と話した。

 ゴロフキンは2018年、その1年前に物議を醸すドローに終わった「カネロ(Canelo)」ことサウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)との再戦に臨み、判定0-2で敗れてWBCとWBAの王座から陥落したが、今回の復帰戦を足掛かりにアルバレスとの3戦目が年内に実現する可能性もある。

 ゴロフキンはアルバレス戦後、ライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」と新たに6試合の契約を結んでいる。

 37歳となる現在、ゴロフキンは38勝(34KO)1分1敗の戦績を残している。一方のロールズの戦績は19戦全勝(10KO)となっている。(c)AFP