【5月3日 CNS】中国・湖北省(Hubei)宜昌市(Yichang)夷陵区(Yiling)の王家埡(Wangjiaya)茶産業科学技術園で、世界で初めての茶葉の「無人工場」が試験生産を開始した。

 同工場は、宜昌の茶葉産業大手である蕭氏茶葉集団(Xiaoshi Tea Industry)が独自に開発し建設。1億1000万元(約18億円)を投資して、高級緑茶と紅茶の生産ライン3本を新規に建設し、1万平方メートルを「三峡茶谷」ブランド茶の自動化スマート製造工場に改造した。

 生の茶葉から製品にするまで、全工程「無人化」による機械化量産を実現し、年間加工能力は2000トンに達する見込みだ。(c)CNS/JCM/AFPBB News