【4月15日 Xinhua News】中国広東省の深圳税関が管轄する文錦渡(Wenjindu)税関はこのほど、輸出用のおもちゃの銃2万7000丁以上を押収した。これらの銃は専門部門の鑑定により、中国が輸出入を禁止している種類のエアガンであることが判明した。深圳税関が12日に明らかにした。

 これらの銃を製造した企業は当局の調べに対し、工場は海外の顧客が提供したサンプルに従って加工したが、おもちゃの銃とエアガンの区別に関する基準もはっきり理解していなかったと釈明した。

 同税関担当者は、中国には銃に対する厳格な管理制度があり、規定外のモデルガン、エアガンの製造・販売の禁止も明文化されていると説明する。ここ数年、サバイバルゲームの流行やミリタリーファンの増加に伴い、国外市場でモデルガンやエアガンの需要が急速に高まっており、一部の企業が利益のために法律に違反した製造や販売を行っている。(c)Xinhua News/AFPBB News