【4月14日 AFP】スーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領が軍事クーデターで解任された後に発足した暫定軍事評議会の2人目の議長に就任した同国軍のアブデル・ファタハ・ブルハン・アブドルラフマン(Abdel Fattah al-Burhan Abdulrahman)大将は13日、文民政府への移行を要求するデモの沈静化を図るため、バシル前大統領政権を「一掃」すると明言し、拘束されているデモ参加者らを釈放すると明らかにした。

 職業軍人であるブルハン氏は12日、バシル前大統領の側近を務めていた同国軍のアワド・イブンオウフ(Awad Ibn-Auf)大将が暫定軍事評議会議長就任からわずか1日で辞任した後に新議長に就任した。

 12日に宣誓就任したブルハン氏は一夜明けた13日、「法に従って政府機関を再構築し、腐敗と闘うことを誓い、(バシル前大統領)政権とその象徴を一掃する」と述べるとともに、特別緊急裁判所により収監されたすべての人の釈放と、先週暫定軍事評議会が発令した夜間外出禁止令の即時解除を命じた。

 ブルハン氏はまた、デモ参加者の殺害に関与した者たちは法により裁かれるとも明言し、数万人規模のデモ隊に対し、自身は前政権の支持者ではなく、同国の改革に誠実に取り組む姿勢であることをアピールした。

 軍事評議会は、ブルハン新議長が、同国国家情報治安局(NISS)のサラフ・アブダラ・モハメド・サリフ(Salah Abdallah Mohammed Salih)局長の辞任を受け入れたことを明らかにした。

 サリフ・ゴシュ(Salih Ghosh)という名で広く知られている同局長は過去4か月にわたって同国で続き、今月11日の軍のクーデターによるバシル氏失脚につながった反政府デモの取り締まりを指揮していた。(c)AFP/Jay Deshmukh and Abdelmoneim Abu Idris Ali