【4月14日 AFP】13日に行われた19F1第3戦中国GP(Chinese Grand Prix 2019)の予選を終え、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が終盤に起こった出来事に怒りを見せている。

 フェルスタッペンは予選の最終盤にフェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)ら3台のマシンに抜かれ、最後のタイムアタックを行えなかった。そのためフェルスタッペンはチームの無線で何回も悪態をつき、マシンから降りた後も怒りが収まらない様子で、3位を争えていたはずだと話した。

 フェルスタッペンは「Q3の最後、各車が連なっている中で自分はフェラーリの1台の後ろについていた」「気を使ってオーバーテークしないようにしていた。みんなが最後のアタックに向けて準備しているときはダメだということになっているからね」とコメントした。

「だけど今回はラップの最後に抜かれて、そのせいで失敗した」「もちろん、そのことや5番手というのも不満だけど、僕たちは最終ラップに臨む機会を失ったんだ」

 予選はメルセデスAMG(Mercedes AMG)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)とルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が1列目を確保し、ベッテルが3番手。フェルスタッペンは5番手から節目の1000大会目となるGP決勝に臨む。(c)AFP