【4月13日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーのメジャー第1戦、第83回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2019)は12日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)で2日目が行われ、ゴルフ界のスーパースターであるタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が通算15回目のメジャー制覇と5回目のグリーンジャケット獲得に向けて優勝争いに食い込み、大会を興奮の渦に巻き込んだ。

 43歳のウッズは2日目に4アンダー「68」の猛チャージを見せ、36ホールを終えて通算6アンダーの6位タイにつけた。通算7アンダーの首位タイグループには新旧のメジャー優勝者5人が並んでおり、それを1打差で追っているウッズは「楽しかった」「いくつか惜しいショットがあったが、手堅い一日になった。とにかく懸命にホールをこなしていった」と振り返った。

 トップグループには、昨年の第147回全英オープン(The 147th Open Championship)を制したフランチェスコ・モリナリ(Francesco Molinari、イタリア)を筆頭に、全米オープン選手権(US Open Championship)2連覇中で全米プロゴルフ選手権(2018 PGA Championship)の現王者であるブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、米国)、さらにオーストラリア勢のジェイソン・デイ(Jason Day)とアダム・スコット(Adam Scott)、そして南アフリカのルイ・ウーストハイゼン(Louis Oosthuizen)が並んだ。

 しかし、そうした強豪選手も、2008年の全米オープン以来のメジャー制覇と2005年大会以来のマスターズ勝利を目指し、自身が脅威となることを示したウッズの前に脇役に追いやられてしまった。

 膝や腰の故障に悩まされ、一時は競技生活の続行を疑問視されながらも見事な復活を遂げたウッズは「膝に3度、腰に4度の手術を受けた後で今は最高の状態だ」と手応えを口にしている。

 脊椎固定術を受けて昨年ツアー復帰を果たしたウッズは、全英オープンと全米プロゴルフ選手権で優勝争いを繰り広げると、ザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2018)では5年ぶりの米ツアー勝利を記録。今回のゴルフの祭典でも健康問題を全く感じさせずに絶好調のプレーを披露しており、その復帰物語の続編を描いている。

「直近のメジャー2大会では、あと一歩のところだった」「そうこうしているうちにマスターズで今この位置につけている」 (c)AFP/Jim SLATER