【4月9日 AFP】サッカー界のレジェンドである元ブラジル代表のペレ(Pele)氏(78)が、仏パリの病院から退院し、「数時間のうちに」帰国することが判明した。ブラジルメディアが8日、同氏の広報担当者の話として報じた。

 尿路感染症でパリ郊外の病院に入院していたペレ氏は、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)でプレーする同胞のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の見舞いを受けた後に退院した。

 ペレ氏はブラジルのスポーツニュースサイト「グロボ・エスポルテ(Globo Esporte)」で報じられたコメント文で、「皆さんの励ましやお見舞いの言葉に、心から感謝したい」「パリの病院の医療チームから受けた手厚い看護にも感謝する。これからすぐに帰国する」と述べた。

 W杯(World Cup)で通算3度の優勝を成し遂げたペレ氏は、フランス代表のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)と共に宣伝イベントに出席した翌日に入院した。同氏の関係者によれば、炎症は深刻なものではなく、すでに治まっていると話していた。(c)AFP