【4月9日 AFP】男子テニスのニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro、スペイン)は8日、故郷で行われるATPチャレンジャーツアー(ATP Challenger Tour)の大会を最後に現役から引退すると発表した。

 元世界トップ10で約1000万ドル(約11億円)の生涯獲得賞金を手にしてきた33歳のアルマグロはここ数シーズン、ひどくけがに悩まされてきた。

 アルマグロはツイッター(Twitter)に「引退を決めた。素晴らしい思い出やたくさんのものをくれたり、自分の夢をかなえてくれたりしたテニスをここ数年は楽しむことができなくなっていた」と記した。

 アルマグロは、クレーコートで行われるムルシア・オープン(2019 Murcia Open)について「この大会で現役生活を終えられるのはうれしい。私にとっては大きな意味を持つ」とコメントした。

 アルマグロはツアー通算13勝を挙げ、2008年の国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup)ではスペインの優勝にも貢献している。(c)AFP