米大統領警護隊の長官が辞任へ ホワイトハウス発表
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【4月9日 AFP】(更新)米ホワイトハウス(White House)は8日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領や訪米中の各国首脳の警護を担う大統領警護隊(シークレットサービス、USSS)のランドルフ・アレス(Randolph Alles)長官が辞任すると発表した。米政権内の混乱が改めて浮き彫りとなった。
サラ・サンダース(Sarah Sanders)米大統領報道官は発表で、「アレス氏は間もなく辞任し、トランプ大統領は後任にUSSSのキャリア職員であるジェームズ・M・マーレイ(James M. Murray)氏を選出した」と説明。マーレイ氏は5月に就任予定としている。
アレス氏による突然の辞任の理由は明らかにされていない。米メディアからは、トランプ氏がフロリダ州に所有する別荘「マーアーラゴ(Mar-a-Lago)」で先月起きた不法侵入事件に関連してアレス氏が更迭されたとの臆測が出ている。事件では複数の中国旅券(パスポート)を所持する女が施設内に侵入。女はさらに、マルウエア(悪意のあるソフトウエア)が保存されていたとされるUSBメモリーなど、複数の電子機器を所持していた。
一方で一部のメディアでは、ホワイトハウス内の人員配置をめぐる政治的内紛がアレス氏失職につながった可能性も伝えられている。トランプ氏は7日、物議を醸してきたトランプ政権の不法移民対策を指揮してきたキルステン・ニールセン(Kirstjen Nielsen)国土安全保障長官の辞任をツイッター(Twitter)投稿で発表していた。(c)AFP