【4月6日 AFP】(更新)米国のマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領は5日、ベネズエラの国営石油企業が所有する34隻の船舶と、同国からキューバに原油を輸送している2社を追加制裁の対象にする方針を明らかにした。米財務省も、同2社が関係しているタンカー1隻について同様の措置を発表した。米政府は、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領の失脚を狙い、対ベネズエラ制裁を強化している。

 ペンス副大統領は、ベネズエラの国営石油企業が所有する船舶34隻と、同国からキューバに原油を輸送している2社を追加制裁の対象にする方針を発表。

 テキサス州ヒューストン(Houston)で行った演説で、「米国は、(ベネズエラに)平和的な民主主義への移行をもたらすため、外交的、経済的にあらゆる圧力をかけていく」と述べ、「ベネズエラの石油はベネズエラ国民のものだ」と主張した。

 米財務省はさらに、キューバに原油を輸送している2社に関係しているタンカー1隻も制裁対象としている。

 今回の追加制裁は、ベネズエラの左派政権の資金源を断とうとする米国の新たな措置だが、マドゥロ政権は財政困難に陥ってもなお権力を手離さず、中国とロシアから支援を受けている。(c)AFP