サッカーの王様ペレ氏、尿路感染症で入院 経過は「良好」
発信地:パリ/フランス
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【4月4日 AFP】サッカー界のレジェンドである元ブラジル代表のペレ(Pele)氏(78)が3日、尿路感染症のため、大事を取って仏パリの病院に入院にした。関係者によれば経過は「良好」だという。
広報らによると、W杯(World Cup)を3度制した経験を持つペレ氏は、母国への長時間のフライト前に抗生剤の治療を受けており、容体は「安定」している。「1、2日」で退院できる見通しだという。
「王様」の愛称で知られるペレ氏は、フランス代表のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)と共に高級時計ブランド「ウブロ(HUBLOT)」のイベントに出席するため、パリに滞在していた。
近年は健康状態が悪化しており、エムバペとのイベントも当初は昨年11月に予定されていたが、延期されていた。また、2016年リオデジャネイロ五輪では体調面の不安を理由に開会式での聖火点火を辞退。2014年には、腎臓の問題で集中治療室に入っていた。(c)AFP