【4月2日 AFP】米ロサンゼルスで1日、先月末に死亡したラップ歌手ニップジー・ハスル(Nipsey Hussle)さんの追悼集会が開かれた。その際、参加者の間でパニックが起こり、逃げ惑う大勢のファンらが折り重なるように転倒、19人が負傷した。消防当局が発表した。

 ハスルさんは3月31日、市南部にある自身が経営する衣料品ショップ「マラソン・クロージング(Marathon Clothing)」前で銃撃を受けて死亡。ギャング絡みの事件とみられ、他に2人が負傷した。

 射殺現場となったショップ前に1日、ファンら数百人が集まり、ハスルさんの追悼集会が営まれていたところ、午後8時(日本時間2日正午)すぎ、ファンらが逃げ惑って転倒する事態が発生した。パニックの原因は分かっていない。
 
 ロサンゼルス市警はツイッター(Twitter)で、負傷者が出ていることは認めながらも「集会の最中に銃撃があったとの情報もあったが、正確ではないもよう」と伝え、秩序の回復に努めていると記した。

 同市消防局の発表によると、病院に搬送された19人のうち、15人の命には別条がないものの、2人が重体、2人が重傷だという。19人に銃創はなく、多くは転倒して踏みつけられたことなどによるけがとされる。
 
 その一方で同市警の報道官はAFPの取材に対し、中には「刃物で刺されたとみられる」負傷者もいると述べている。

 これとは別に同市警は1日、ハスルさんの銃撃犯としてエリック・ホルダー(Eric Holder)容疑者(29)を特定したと、ツイッターで発表。ホルダー容疑者は依然逃走中だという。(c)AFP