【4月1日 AFP】新元号「令和」の発表により、日本の皇室とオーストラリアの不動産市場の間に意外なつながりが生まれたようだ──豪ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州の不動産協会「The Real Estate Institute of Western Australia」のサイト「Reiwa.com」のアクセス数が新元号発表後、突如上昇したという。

 同協会の広報担当によるとほぼ7割が日本からのアクセスで、現地では同州パースを流れるスワン川(Swan River)付近で寝室二つ付きアパートを探すという意味で「レイワ」という言葉がよく使われるという。

 同協会は新元号発表を機に縮小傾向の不動産市場にも新しい時代が到来してほしいと願っており、代表のネビル・ポッジ(Neville Pozzi)氏は「今回の注目すべてを歓迎し、ウエスタンオーストラリア州に移住者を呼び寄せ、海外からの投資を呼び戻す機会として活用したい」と語った。(c)AFP