【4月1日 AFP】米ラップ歌手ニップジー・ハスル(Nipsey Hussle)さん(33)が3月31日、米ロサンゼルスで銃撃され死亡した。米メディアが伝えた。

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 現地警察の報道官は死亡した人の身元は確認できていないとしているが、この事件で1人が死亡し、2人が負傷したとAFPに明らかにした。銃撃犯は逃走中だという。

 ハスルさんは若い頃にロサンゼルスのギャングカルチャーと関わりがあったとされ、事件のわずか数時間前、ツイッター(Twitter)に「強敵がいるということは神の恵みだ」と投稿していた。

 事件を受け、音楽業界の大スターたちからはハスルさんの死を悼む声が寄せられ、米ラッパーのスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)さんはインスタグラム(Instagram)に「あまりに早過ぎる」「今は本当に悲しい。彼と過ごしたいい時間を思い出したい」と書き込んだ。

 また歌手のリアーナ(Rihanna)さんもインスタグラムに「私の魂は震えている」と投稿し、「あなたにこんなことが起きるなんてとても悲しい」と心境をつづった。

 ハスルさんは2018年2月にリリースされた初の公式アルバム「ビクトリーラップ(Victory Lap)」でグラミー賞(Grammy Awards)最優秀ラップアルバム賞にノミネートされた。(c)AFP