ロックの殿堂入り 今年はJ・ジャクソン、レディオヘッド、ザ・キュアー
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【3月30日 AFP】米ニューヨーク・ブルックリン(Brooklyn)のバークレイズ・センター(Barclays Center)で29日、「ロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)」の授賞式が行われ、英国からはロックのジャンルにとどまらないバンド「レディオヘッド(Radiohead)」と「ザ・キュアー(The Cure)」、米国からはポップアイコンのジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)ら7組が殿堂入りを果たした。
多くの音楽業界関係者から待ち望まれた殿堂入りをようやく果たしたジャクソンだが、式典には出席しながらパフォーマンスを辞退した。この異例の決定について米国のメディアは、同式典を放送するケーブルテレビ局HBOが、兄である故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんに関するドキュメンタリー映画『Leaving Neverland(原題)』を放送したためではないかと臆測している。
米国のフォークロックのレジェンド、スティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)は、バンド「フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)」のメンバーとして過去に殿堂入りしており、女性としては初の2度目の殿堂入りとなった。
英国からはまた、ロックバンド「デフ・レパード(Def Leppard)」と、実験的な音楽性を持つ「ロキシー・ミュージック(Roxy Music)」、サイケデリックな「ザ・ゾンビーズ(The Zombies)」が殿堂入りした。(c)AFP/Maggy DONALDSON