【4月2日 Xinhua News】中国陝西省の秦嶺ジャイアントパンダ繁殖研究センターでは、パンダの繁殖シーズンになると、技術者が同センターで暮らす適齢期の個体のホルモン値をモニタリングし、人工繁殖に備えている。

 同センターは今年の繁殖計画に組み入れられた個体の飼育管理を強化し、栄養価が高くバランスの取れた餌を与えることで体力強化につなげる。また、ホルモン値のモニタリングにより妊娠に最適な時機を把握し、新たな生命の誕生を待つ。

 同センターはすでに人工繁殖技術体系を構築しており、これまでに18頭のジャイアントパンダの繁殖に成功し、人工飼育数は22頭に達している。(c)Xinhua News/AFPBB News