【3月30日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が29日、元F1王者のナイジェル・マンセル(Nigel Mansell)氏に似せたという口ひげを披露した。

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 通算4度の総合優勝を誇るベッテルは、今季第2戦のバーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2019)を控えたこの日のフリー走行で最速タイムをたたき出すと、上唇の上に伸ばしたひげを見せびらかしながら、1992年シーズンの王者マンセル氏について、「ずっとナイジェルが好きだった」「彼は素晴らしい人物で、マシンの中ではライオンだった」と語った。

 開幕戦のオーストラリアGP(Australian Grand Prix 2019)で4位に沈んだことは忘れ去り、そのときの「飼い猫」のようなおとなしいパフォーマンスを追いやったベッテルの新しいルックスは、ソーシャルメディアで瞬く間に拡散された。

 31日の決勝レースに向けてポールポジションを目指しているベッテルは、優勝すれば同GPでは前人未踏の3連覇達成となる。(c)AFP