【3月26日 AFP】サッカー親善大会の中国杯(2019 China Cup)は25日、決勝が行われ、クリスティアン・ストゥアーニ(Cristhian Stuani)のゴールなどでウルグアイがタイを4-0で下し、優勝を果たした。

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)で8強入りしたウルグアイは今大会、ルイス・スアレス(Luis Suarez)とエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)という主力ストライカーを負傷で欠くも、両選手の不在をほとんど感じさせず、2試合で7得点をマークした。

 15日に行われたウズベキスタンとの準決勝に3-0で快勝したウルグアイは、タイの拙い守備に付け込んだ。

 6分、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)に所属するMFマティアス・ベシーノ(Matias Vecino)がヘディングで先制点を挙げると、28分にはタイの守備陣がマークを外してしまったところでガストン・ペレイロ(Gaston Pereiro)が2点目を決めた。

 60分前には、スアレスとカヴァーニの不在により先発の機会を得たストゥアーニが近距離から強力なヘディングをゴールの隅に突き刺し、スコアを3-0にした。

 スペイン1部リーグのジローナ(Girona FC)に所属し、ウズベキスタン戦でも2ゴールを挙げたストゥアーニには、この数分前にもポストをたたく場面があった。

 そして88分、1点目の失点シーンで落ち度があった相手GKが今度はポジション取りを誤ると、途中出場のマキシ・ゴメス(Maxi Gomez)が追加点を奪って4-0とリードを広げた。

 同日に行われた3位決定戦では、ウズベキスタンがファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)監督が率いる中国に1-0で勝利している。(c)AFP