【3月26日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2020)予選は25日、各地で行われ、グループBでは王者ポルトガルがセルビアとホームで1-1で引き分け、初戦に続き2戦連続ドローとなった。

 この試合では、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が大腿(だいたい)部を負傷し、30分過ぎで途中交代。ユベントス(Juventus)に所属しているロナウドが、来月10日に予定されているアヤックス(Ajax)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)準々決勝の第1戦に間に合うかは不明である。

 代表通算156試合目に臨んだロナウドは、左サイドでボールを追うのをやめると、そのままピッチの外に出た。メディカルスタッフによる簡単な治療を受けた後に一時はプレーを再開したが、その数分後には途中交代となった。

 試合は開始7分、アヤックスでプレーするドゥシャン・タディッチ(Dusan Tadic)のPKでセルビアが先制した。対するポルトガルは、その2分後にロナウドがシュートを放つも、これは相手GKマルコ・ドミトロビッチ(Marko Dmitrovic)の好セーブに阻まれた。

 その後、ロナウドが不在になったポルトガルは42分、FCポルト(FC Porto)に所属するダニーロ・ペレイラ(Danilo Pereira)がペナルティーエリアの外からゴールの隅へ強力なシュートを突き刺し、同点に追いついた。

 他の試合では、22日のリトアニア戦に2-1で勝利していたルクセンブルクが、終了間際にオウンゴールを献上してウクライナに1-2で敗戦。この結果、ポルトガルとの初戦を引き分けていたウクライナが同組の首位に立っている。(c)AFP