【3月24日 AFP】米大リーグ(MLB)、昨季王者のボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)は23日、左腕クリス・セール(Chris Sale)と5年総額1億4500万ドル(約160億円)で契約延長に合意したと発表した。

 今季終了後にフリーエージェント(FA)になる予定だったセールの新契約は2020年から始まるため、2013年にシカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)と総額3250万ドル(約36億円)で結んだ5年契約の最終年となっている今季の年棒は1500万ドル(約16億円)となる。

 チームがスプリングトレーニングを行っているフロリダで記者会見に臨んだセールは、レッドソックスのジョン・ヘンリー(John W. Henry)オーナーとトム・ワーナー(Tom Warner)会長に感謝の意を表している。

 2024年までレッドソックスに所属することになったセールは「彼らにとって大きなステップだったと思う」「ここにいたいという意思を最初の時点で明確にした。みんなで実現できたことに感謝の気持ちでいっぱい」と話し、契約交渉の際に「最高の仲間」としていてくれたチームメートにも感謝したいと付け加えた。

 これまでセールはサイ・ヤング賞(Cy Young Award)に輝いたことはないが、ここ7シーズンの投票ではすべて6位以内に入っている。昨季の成績は、12勝4敗、防御率2.11、奪三振237。オールスターゲーム2018(89th All-Star Game)では、3年連続で先発投手を務めた。(c)AFP