【3月23日 AFP】サッカー国際親善試合が22日、各地で行われ、日本はコロンビアに0-1で敗れた。

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)で日本に1-2で敗れたコロンビアは、64分にキャプテンのラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)がPKを決めて雪辱を果たし、カルロス・ケイロス(Carlos Queiroz)新監督の初陣を白星で飾った。

 今年1月に行われた第17回アジアカップ(2019 AFC Asian Cup)後、約8年率いたイラン代表を離れたケイロス監督は、ホセ・ペケルマン(Jose Pekerman)前監督の後任としてコロンビアの指揮官に就任した。

 ファルカオとハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)が出場する中、コロンビアはかつてスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)を率いた新指揮官にアピールしたい両エース以外の選手たちも十分な破壊力を持ち合わせていた。

 試合開始直後にセバスティアン・ビジャ(Sebastian Villa)のシュートがクロスバーを叩いたコロンビアに対し、今年6月に開幕するコパ・アメリカ(2019 Copa America)に招待国として出場する日本は、堂安律(Ritsu Doan)と中島翔哉(Shoya Nakajima)が相手ゴールに迫った。

 ハーフタイム中にケイロス監督からどのような指示があったかは定かではないが、後半コロンビアの狙いはより明確になった。後半立ち上がりのゴールがハンドの判定で取り消されたファルカオは、その後冨安健洋(Takehiro Tomiyasu)のハンドで得たPKを決めて決勝点をマークした。

 日本はその後投入された香川真司(Shinji Kagawa)が見せ場を作ったが、同点ゴールを挙げることはできなかった。(c)AFP