【3月19日 AFP】米国で公開された、女性が主役のアクション・アドベンチャー映画『キャプテン・マーベル(Captain Marvel)』は、封切り後初の週末の興行収入が6800万ドル(約76億円)に上った。北米の映画ランキングで同作品に続く9作品の興行収入の合計を上回るという。エンターテインメント業界の調査会社エグジビター・リレーションズ(Exhibitor Relations)が18日明らかにした。

 ディズニー(Disney)とマーベル(Marvel)が製作・配給し先週末に公開されたアクション・アドベンチャー大作『キャプテン・マーベル』は、女性が主役のスーパーヒーロー映画としては過去最高の順調な滑り出しをみせた。芸能誌ハリウッド・リポーター(Hollywood Reporter)は、外国での興行収入がすでに4億9400万ドル(約550億円)に達したことも考えると、「最終的に興行収入が10億ドル(約1113億円)に達するのは確実」としている。

 主演は米女優のブリー・ラーソン(Brie Larson)。強大な能力を身につけた元戦闘機パイロットが、失った記憶に隠された秘密を狙う正体不明の敵との戦いに巻き込まれていく。芸能ニュースサイト「バラエティ(Variety)」は、外国での興行収入で『キャプテン・マーベル』が『アントマン&ワスプ(Ant-Man and the Wasp)』や『アイアンマン2(Iron Man 2)』などのスーパーヒーロー映画を既に超えたと報じた。(c)AFP