【3月19日 時事通信社】英議会下院のバーカウ議長は18日、既に2度否決されている政府の欧州連合(EU)離脱案について、内容に変更がなければ3度目の採決は認めない考えを示した。メイ首相はEUとの修正協議を経ずに、20日までに新たな採決を行う考えだったが、計画は宙に浮く形となった。

 政府がEUとまとめた離脱案は1月の下院で大差で否決され、ほぼ同じ内容の修正案も今月12日に再び大差で否決された。EUは「できることは全てやった」(バルニエ首席交渉官)と再交渉に応じない方針で、首相は窮地に立たされる可能性もある。

 英国は21、22両日のEU首脳会議で、月末に迫った離脱の延期を申し入れる。首相によると、それまでに離脱案が議会で承認されていなければ、長期間の延期が必要になる見込みだ。(c)時事通信社