【3月19日 Xinhua News】活断層をまたぎ、耐震強度が最も高く、設計基本風速が最も大きい中国初の海峡大橋「海南海文大橋」の正式開通式が18日行われた。「海澄文」(海口、澄邁、文昌)一体型経済圏の重要な交通基幹施設が正式に供用されたことを示すもので、海口市と文昌市鋪前鎮をつなぐ交通手段がなかった400年余りの歴史に終止符が打たれることになる。

 海文大橋は海南島北東端にある東寨港の海への出口に位置し、海口、文昌両市をつなぐ。大橋は文昌市鋪前鎮を起点とし、北港島を経由して海口市江東大道に接続される。投資総額は約30億1000万元(1元=約17円)。この大橋は全長5.597キロ、うち海をまたぐ部分が3.959キロで、主橋部の長さは460メートル、塔の高さが151.8メートル。橋は全線にわたり上下6車線1級道路の規格を採用して建設された。

 説明によれば、海文大橋は全過程海上環境保護モニタリング施工を行い、投資規模は最大、塔が最も高く、径間が最も長い海南省初の単塔2面ケーブル鋼箱桁斜張海峡大橋となる。(c)Xinhua News/AFPBB News