【3月18日 時事通信社】ニュージーランド(NZ)政府は18日、同国中部クライストチャーチで起きた銃乱射テロ事件後初めての閣議を開き、銃規制法を強化する方針を決めた。アーダーン首相は記者会見で「地域社会を安全にする改革」になると表明した。警察は今回のテロを殺人容疑で訴追したブレントン・タラント容疑者(28)による単独犯行と断定。同容疑者がインターネット経由で銃4丁を購入していたことが判明した。ただ、犯行に使われた銃かどうかは分かっていない。

 タラント容疑者はNZの銃免許を取得し、調達した5丁の銃を乱射して50人を殺害した疑いがある。NZでは銃を保有するには面談による審査などを経て免許を取得する必要があるが、購入した銃の登録は一部を除いて義務付けられていない。

 人口約470万人のNZに推計150万丁と多数の銃が流通し、地元メディアによると免許申請者の99%以上が審査を通過するなど、規制に「抜け穴」があるとの批判があった。首相は25日までに改革の詳細を公表すると説明し「気持ちは一つだ」と語った。(c)時事通信社