【3月21日 CNS】春が来て万物が生気を取り戻す時期になった。中国・浙江省(Zhejiang)長興県(Changxing)の長興ヨウスコウワニ国家自然保護区では、ヨウスコウワニが4か月の冬眠を終え、次々に穴から出てきて日光浴をしている。
 
 正午頃になると、水に浸かって頭を半分だけ出したり、快適な場所にダラッと寝そべったり、それぞれ春の暖かさを味わっていた。

 飼育員によると「大部分のヨウスコウワニはすでに穴から出てきているが、まだ寝ぼけている状態で、あまり動きたがらず、日なたぼっこが好きだ。夜になると穴に戻って冬眠を続ける。保護区内には現在、合計6691頭のヨウスコウワニがおり、昨年より400頭以上増えた。穴から出てきているのは成人か成人になりかけのワニで、幼いワニはまだ冬眠中だ。3月末から4月初めには全てのワニの冬眠が完全に終わる」とのことだ。(c)CNS/JCM/AFPBB News