【3月18日 Parismodes.tv】仏パリ市内で2月25日から3月5日まで、19/20年秋冬パリコレクションが開催された。4日には、「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」が新作を発表した。

 過去、現在、未来――。ステラはショーを通してメッセージを発信するデザイナーの一人。今回はブランドのアーカイブの中から「再利用」するというアイデアを唱え、持続可能で、オーガニックな素材を用いた。

 コレクションは全体を通して、滑らかで実用的だ。コレクションはステラが好きな、ワンピースやエレガントなコート、タイトなジャンプスーツなど、社会的責任を感じさせる魅力的なワードローブで構成。いずれもショルダーは強調されている。

 ジャケットやパンツには複数のポケットがあり、ドレスはリボンベルト、レザーの縁取り、花柄のプリントが施され、ネックラインは構築的。

 メンズはウィメンズに呼応するかのようにエンベロープコートを、暗紅色やカーキグリーンのスーツや服の上に羽織った。

 天然ゴムのプラットフォームブーツや、アーティストのシェイラ・ヒックス(Sheila Hicks)とのコラボレーションによるスレッドのアクセサリーも要チェックだ。フロントローには、オプラ・ ウィンフリー(Oprah Winfrey)の姿も。(c)Parismodes.tv