【3月18日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)は17日、女子シングルス決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)のビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)が6-4、3-6、6-4で大会第8シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)を撃破し、ツアー初優勝を飾った。

 ワイルドカードの選手が、米インディアンウェルズ(Indian Wells)で開催される同大会を制すのは今回が初めて。疲れをものともせず、世界8位のケルバーを破った18歳の新星は、次回発表のランキングで24位に上昇する。

 今大会には世界ランク60位で出場したアンドレスクは、4度目のマッチポイントで勝利を決めると、強い日差しが照りつけたコートにキスし、両手を広げて仰向けに倒れ込んだ。

 プレミア・マンダトリー(Premier Mandatory)に格付けされる同大会を史上最年少で制したアンドレスクは、試合後の表彰式で「自分を信じれば、どんなことだって可能」と話した。

 一方のケルバーは、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に勝利して自身3度目の四大大会(グランドスラム)優勝を果たした昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)以来となるタイトル獲得はならなかった。(c)AFP