【3月17日 AFP】19F1開幕戦オーストラリアGP(Australian Grand Prix 2019)は17日、決勝が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が優勝を飾った。

 2位にはルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が入り、メルセデス勢がワンツーフィニッシュを飾った。

 2番グリッドからスタートしたボッタスは、ポールポジションからスタートしたハミルトンを第1コーナーでとらえてそのまま首位の座を譲らず圧倒的な速さを見せつけると、約20秒の大差をつけてチェッカーフラッグを受けた。

 決勝の最速ラップを記録してボーナスポイントも手にしたボッタスは、チームに無線を通じて「どうだい、見たか!」とすると、「みんな、ありがとう」と続けた。ボッタスは参戦119戦目にして通算4勝目。昨季は技術的な問題や不運もあって未勝利に終わり、ハミルトンの陰に隠れていたが、予選では速さを見せつけながらもわずかにポールを逃していた。

 レース中盤にフェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)をオーバーテークしたレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が3位に入った。ベッテルはボッタスから約57秒遅れで4位に入り、チームメートのシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が5位に続いた。

 以下、6位にハース(Haas F1 Team)のケビン・マグヌッセン(Kevin Magnussen)、7位にルノー(Renault)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)、8位にアルファロメオ(Alfa Romeo Racing)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)、9位にレーシングポイント(Racing Point)のランス・ストロール(Lance Stroll)、10位にトロ・ロッソ(Toro Rosso)のダニール・クビアト(Daniil Kvyat)が入った。(c)AFP