NZモスク銃乱射の容疑者が出廷 豪生まれ、ファシスト自称
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【3月16日 AFP】(更新)ニュージーランド南島のクライストチャーチ(Christchurch)のモスク(イスラム礼拝所)で発生した銃乱射事件の容疑者が16日、裁判所に出頭した。
出頭したブレントン・タラント(Brenton Tarrant)容疑者(28)はオーストラリア生まれの元フィットネスインストラクターで、ファシストを自称。事件後、殺人の容疑をかけられている。
同容疑者は手錠を掛けられ、白い刑務所のシャツを着た姿で被告人席に現れ、判事が罪状を読み上げる間、感情を表さずに座っていた。
判事は殺人罪1件の罪状を読み上げたが、今後、多数の罪状が加わる見通し。
容疑者は保釈を求めておらず、4月5日に予定される次回の出廷まで拘束される。
事件は15日に発生し、49人が死亡した。(c)AFP