【3月21日 Xinhua News】石炭を燃やした後に残ったかすにはほとんど価値がない。しかし中国山西省太原市迎沢(Yingze)区の東太堡(Dongtaibao)村にある瑠璃(るり)製品工房では、この燃えかすが工芸品に「変身」している。

 素材選びから焼成まで十数もの工程が必要となる。国家級無形文化遺産である瑠璃焼成技術の伝承者、葛原生(Ge Yuansheng)さんが、この燃えかすを使った瑠璃工芸品を開発してからすでに5年になる。葛さんはより多くの人々がこの「廃棄物を宝に変える」技術を知り、注目することを願っている。(c)Xinhua News/AFPBB News