【3月15日 AFP】インドの金融の中心地である西部ムンバイの主要駅近くで14日、歩道橋が崩落し、6人が死亡、数十人が負傷した。ムンバイではインフラの老朽化による事故が続いている。

 複数の地元メディアによると、14日午後7時30分(日本時間午後11時)ごろ修理中だった橋が崩落。事故発生時は帰宅ラッシュの時間に当たり、通勤帰りの人がチャトラパティ・シバジ・ターミナス(Chhatrapati Shivaji Terminus)駅に向かっていたという。

 PTI通信は地元災害当局の話として、6人が死亡し、負傷者31人が病院で手当てを受けていると伝えた。また、14日夜遅くに崩落せずに残った橋の部分を撤去する作業が始まったという。

 インド国家災害対応部隊(India's National Disaster Response Force)は、がれきの下に人が埋まっている恐れがあり、現場に部隊を派遣したと発表した。(c)AFP