【3月15日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)は14日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第8シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)が7-6(7-3)、6-3で四大大会(グランドスラム)通算7勝のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を下し、同カード2連勝で準決勝に駒を進めた。

 通算3度のグランドスラム制覇を誇るケルバーは、第1セットが激しい競り合いとなってタイブレークにもつれると、4度のミニグレークで相手を圧倒し、このセットを先取した。続く第2セットでは、ヴィーナスが相手のブレークポイントを3度しのぐなどして2-2とし、第6ゲームでは再び4度のピンチを乗り越える粘りを見せたものの、ケルバーがついにブレークに成功して4-2とリードを奪い、そこから最後まで立ちはだかった。

 ケルバーが準決勝で激突する相手は、好調を維持している第23シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)に決定。ベンチッチは第5シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)に6-3、4-6、6-3で勝利を収め、連勝記録を12に伸ばした。(c)AFP