【3月14日 AFP】ナイジェリアの経済中心地ラゴス(Lagos)で発生したビル崩壊事故で、緊急当局は14日、死者は9人となり、生存者の捜索活動は終了したと発表した。

 13日午前、突如崩壊したこのビルには、小学校と保育園が入っていた。ラゴス州知事の話では、この建物は以前から取り壊しが決まっており、これらの学校施設は違法に運営されていたという。

 同州緊急事態管理局(SEMA)の報道官は、「がれきの中に取り残されていた人々は全員救出され、救助活動は終了した」と発表した。

 また国家緊急事態管理局(NEMA)によると、37人は生きて救出されたという。

 ナイジェリアでは建築基準違反が横行しており、ラゴスだけでなく全国各地でビル崩壊事故が後を絶たない。(c)AFP/Joel Olatunde AGOI / Emmanuel AKINWOTU